16号 昭和42年(1967年)

時代

昭和42年は、色々な事件が起きた年で、東京ではユニバーシアードが開かれ、参加国の呼称問題や、社会主義国の不参加通告などでかなり混乱した。

吉田茂元首相が死去し、戦後初の国葬が行われた年でもある。

11月に日米共同声明が発表され、小笠原・沖縄返還が約束された。

スポーツでは、ボクシングでファイティング原田を始め三人が世界チャンプとなる黄金時代を築いた。

グループサウンズも人気を集め、名古屋では、公演日、学校を無断欠席する中高生続出。

GS締め出しなども起こった。

生徒会

校長 福島 則雄先生
担当先生 石川 一郎先生
生徒会長 長谷川 裕

この年は生徒会会則が改正され、なお、改正された諸則には、生徒会会則・生徒会本部細則・文化運動両委員会
細則・選挙管理委員会細則・生徒会クラブ細則などがあった。

またNHKの全国コンクールがあり、本校マンドリン部が優勝を納めた。

特集

この号の特集は、「にくまれっこ」という題で明高についての意見を生徒達が述べている。

これらの内容について述べてみるとやはり現在と同じような諸問題が挙げられている。当時の帽子についての意見や校内からの昼休みの外出などがそれである。

また、この文の中で体育祭なんか止めちまえというものがあるが、現在の生徒達の意識の低下を考えてみると最もであると思う。

自分の考えとしても、中一の時と今では様子があまりにも違うので、無くなった方が良いのではと思っていた所であるから…。