18号 昭和44年(1969年)

時代

1月18日、東大安田講堂占拠の学生排除のため、8500人の機動隊が出動し学生250人以上が逮捕された。

東大を始めその他の大学でも衝突が沢山起こり、この年が、学生運動の発端となる。

人類にとって記念すべき日となった7月21日、米国宇宙船アポロ11号が月面着陸に成功した。

月面の第一歩が日本のTVでも生中継され、視聴率50%を記録した。

そして、未定になっていた沖縄返還が1972年に決定された。

映画『男はつらいよ』シリーズがこの年からスタート。

生徒会

校長 福島 則雄先生
担当先生 谷口 善三先生
生徒会長 吉田 健一

現在ある門は、この年に作られた門だ。

あの狭い方の門では火災などの時に生徒が逃げられないので、幅を広くしたという物。

また、この年の紫紺祭で初の露店が1号館屋上に登場し、話題をよんだ。

特集

この号では、『明高・明中を考える』という題目で、当時の生徒会の副会長等が生徒会の現状について述べている。

また、”生徒会に何を望むか”として、中一から高三までの各学年からHR委員数人が出て、生徒会への意見を述べている。

その他の記事としては、明中高の展望や各先生方から視た明中高生という内容もある。

その当時の先生方が共通しておっしゃっていることは、学力はまるでないが人間性の良いのがこの学校の特徴であるということだ。

だが、今の我々は学力はともかく人間性も……?(疑問文)