27号 昭和53年(1978年)

時代

この年、二つの大きな地震が起きた。1月14日、M7.0の伊豆大島近海地震で死者25人。

そして、6月12日、宮城県沖でM7.5の地震が発生し、死者28人。

国民に自然災害の恐怖を改めて痛感させた。

現在の日本の空の玄関になっている新東京国際空港(成田)が開港したのもこの年であるが、ここまで至るのに様々な障害があり、現在でも、周辺の住民や過激派との抗争は絶えない。

スポーツではゴルフ世界マッチプレー選手権で、青木功氏が日本男子初の海外優勝を成し遂げた。

生徒会

校長 清水 義汎先生
過程顧問 吉田 貞男先生
生徒会長 大熊 義孝

昭和52年9月石川校長に代わり、麻生総長が校長代行になった。

原因は教員免許を持っていない外国人教師を、校長が大学を通さずに直接雇ったため。

体育祭では、伝統の火消還セレモニーが廃止され、伝統の火は閉会式の時に消された。

進級基準の改正が行われ、単位制が導入された。
欠点は30点未満となった。

特集

この年は、生徒会誕生30周年のため「見つめ直そう生徒会」である。

内容は、当時社会に広がりつつあった「しらけ気質」を排除し、全校生徒に生徒会・明治という学校をよく知ってもらい、団結して積極的に生徒会活動に参加して欲しいと訴えている。

現在にもこのことはいえる。

生徒が生徒会活動に関心をもつことが非常に重要である。

又、「我らが先生」と題して先生にインタビューを行っている。

ちなみに、西原先生は、「にしきのあきら」がニックネームだとのことである。