36号 昭和62年(1987年)

時代

ここ数年のF1ブームには、目をみはる物がある。
若い人なら誰でも、セナ・プロストといった名前ぐらいは知っていよう。

そんなブームの火つけ役となったのは、やはり中嶋選手だ。

’87年ブラジルグランプリでロータスチームのドライバーとしてデビューした中嶋氏は、表彰台にこそ立たなかったもののしばしば入賞を果たし、’90年ティレルチームに移籍後も得意の「納豆走法」でしこしこ抜いて行くドライビングを見せ、中堅ドライバーとして活躍したが、’91年にF15年目にして引退した。

生徒会

校長 保坂 吉彦先生
過程顧問 粟野 哲也先生
生徒会長 小林 充

便覧改正委員会を発展的に解消し、「会則改正委員会」が設置され発足した。

このためか、翌年には多くの設置物や、導入物ができる。

たいした事ではないが、この年に体育祭初の同点優勝がおきた。

特集

この号の特集は、「付属」と題して、先生・OB・一般人・他校生・明高生にアンケートを取り又、校長対談も行っている。

この特集は題名通り、「付属」について考えを深めようとしている。

周知の通り、本校はほとんど完全な「付属校」であり、大学受験者よりも多くの自由時間を持っている。

それをどう利用するか?前もって何か目標をもってもらいたい。

又、よく先生方が「受験生の身になってみろ」とおっしゃる。

それも重要だが、私達は現在の大学受験者が遊んでいる時に受験勉強したことを忘れないでほしい。